帯状疱疹ワクチンは受けるべき?2種類の違い|鹿児島市の内科・循環器内科・糖尿病内科|ここまち内科

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帯状疱疹ワクチンは受けるべき?2種類の違い

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2026年8月11日

帯状疱疹ワクチンは受けるべき?2種類の違い

「最近、知り合いが帯状疱疹になった」「帯状疱疹ワクチンがあると聞いたけれど、自分も受けた方がいいの?」

50代、60代になると、このような話を耳にする機会が増えてきます。

帯状疱疹は、以前かかった水ぼうそうのウイルスが体の中に残り、再び活動することで起こる病気です。体の左右どちらかに痛みや水ぶくれが現れることが多く、皮膚の症状が治ったあとも痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」が残ることがあります。

厚生労働省によると、帯状疱疹は70歳代で発症する方が最も多いとされています。

では、帯状疱疹ワクチンは何歳から受けられるのでしょうか。また、2種類あるワクチンにはどのような違いがあるのでしょうか。

帯状疱疹ワクチンは何歳から受けられる?

帯状疱疹ワクチンには、「生ワクチン」と「組換えワクチン」の2種類があります。

生ワクチンは、添付文書上「50歳以上の方に対する帯状疱疹の予防」が認められています。組換えワクチンについても、50歳以上の方では帯状疱疹予防のために接種することができます。なお、組換えワクチンは帯状疱疹にかかるリスクが高いと考えられる18歳以上の方にも適応があります。

つまり、「50歳以上」というのは単なる目安ではなく、ワクチンの承認内容に基づく年齢です。

ただし、「50歳になったら全員がすぐに接種しなければならない」という意味ではありません。年齢や持病、服用している薬、費用なども踏まえて、接種するかどうかを考えていきます。

帯状疱疹ワクチンの2種類は何が違う?

生ワクチンと組換えワクチンは、どちらも帯状疱疹を予防するためのワクチンですが、接種回数、予防効果、副反応などに違いがあります。

生ワクチンの特徴

生ワクチンは、弱めたウイルスを使用したワクチンで、1回の皮下注射で接種が終了します。

帯状疱疹に対する予防効果は、厚生労働省によると接種1年後で約6割、5年後で約4割とされています。

1回の接種で済むことが特徴ですが、免疫機能が低下している方や、免疫を抑える治療を受けている方などは接種できない場合があります。

副反応としては、注射した部分の赤み、かゆみ、腫れ、痛みなどがみられることがあります。

組換えワクチンの特徴

組換えワクチンは、生きたウイルスを使用していないワクチンで、通常2か月以上の間隔をあけて2回、筋肉注射を行います。

帯状疱疹に対する予防効果は、接種1年後で9割以上、5年後でも約9割、10年後でも約7割と報告されており、高い予防効果が比較的長く続くことが特徴です。

一方で、生ワクチンと比べて接種した部分の痛みが起こりやすく、筋肉痛、疲労、頭痛、悪寒、発熱などがみられることもあります。

結局、どちらの帯状疱疹ワクチンを選べばいい?

簡単にまとめると、**生ワクチンは「1回で接種が終わる」、組換えワクチンは「2回接種が必要ですが、予防効果が高く長く続きやすい」**という違いがあります。

どちらが適しているかは、年齢だけで決まるものではありません。

「効果を重視したい」「接種回数を少なくしたい」といった希望に加えて、持病や治療内容、副反応、費用などを考えながら選ぶことが大切です。

帯状疱疹ワクチンの定期接種は何歳から?

ここで知っておきたいのが、「ワクチンを接種できる年齢」と「定期接種の対象年齢」は異なるという点です。

帯状疱疹ワクチンは50歳以上から接種できますが、2025年度から始まった定期接種の基本的な対象は、その年度に65歳を迎える方です。

また、2025年度から2029年度までの5年間は経過措置として、その年度に70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方も対象となります。60~64歳でも、HIVによる免疫機能の障害があり、一定の基準を満たす方は対象です。

そのため、50代や60代前半の方でもワクチンを接種できますが、定期接種の対象に該当しなければ**任意接種(自費)**となります。

鹿児島市の帯状疱疹ワクチン定期接種は?

2026年度の鹿児島市では、鹿児島市に住所があり、2026年4月2日から2027年4月1日までに65・70・75・80・85・90・95・100歳になる方などが定期接種の対象です。

対象となる方が2026年度の公費負担を受けられる期間は、2026年4月1日から2027年3月31日までです。これは帯状疱疹ワクチンの定期接種制度自体が2027年3月31日で終了するという意味ではなく、2026年度の対象者の接種期間を示しています。

鹿児島市での2026年度の自己負担額は、**生ワクチンが3,000円(1回)、組換えワクチンが11,700円/回(2回)**です。生活保護受給者や市県民税非課税世帯の方は、必要な証明書を提示することで無料となります。

組換えワクチンは通常2回の接種が必要です。2回目が対象年度を過ぎると公費負担の対象外となるため、定期接種の対象となっている方は、年度末ぎりぎりではなく余裕をもって接種を始めることをおすすめします。

帯状疱疹ワクチンを受けるか迷ったらご相談ください

帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹そのものだけでなく、皮膚の症状が治ったあとも痛みが続く「帯状疱疹後神経痛」を予防する効果も報告されています。

特に50代以降になると、

「50代のうちに受けた方がいい?」
「65歳の定期接種まで待った方がいい?」
「2種類のうち、どちらが自分に合っている?」
「持病や飲んでいる薬があっても接種できる?」

と迷われる方も多いと思います。

帯状疱疹ワクチンは、年齢だけで一律に決めるのではなく、現在の健康状態や治療内容なども確認しながら検討することが大切です。

帯状疱疹ワクチンについて気になることがありましたら、ここまち内科までお気軽にご相談ください。

ご自身に合ったワクチンについて、一緒に考えていきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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