2026年6月13日

「家族から、いびきが大きいと言われた」
「寝ているはずなのに、朝から疲れが残っている」
「会議中や運転中に、強い眠気を感じることがある」
このようなお悩みはありませんか。
忙しい30〜60代の方では、仕事や家事、育児に追われ、「疲れているだけ」「年齢のせい」と考えてしまうことも少なくありません。もちろん、一時的な寝不足で眠気が出ることもあります。ただ、いびきが大きい、寝ている間に呼吸が止まっていると言われる、日中の眠気が続く場合は、睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。
睡眠時無呼吸症候群は、早めに気づいて検査を受けることで、日中の眠気や生活の質の改善につながる可能性があります。今回は、鹿児島市でいびきや眠気が気になる方に向けて、睡眠時無呼吸症候群の特徴と受診の目安をわかりやすく解説します。
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まったり、呼吸が浅くなったりする状態を繰り返す病気です。
寝ている本人は気づきにくく、家族から「息が止まっていた」「急に大きないびきをかく」と指摘されて受診につながることがあります。呼吸が止まるたびに眠りが浅くなるため、睡眠時間は十分でも、実際には体がしっかり休めていない状態になります。
その結果、朝起きたときのだるさ、頭痛、集中力の低下、日中の強い眠気などが出ることがあります。
いびき・日中の眠気が起こる原因
睡眠時無呼吸症候群の多くは、眠っている間に空気の通り道が狭くなることで起こります。
肥満や首まわりの脂肪
体重が増えると、首やのどの周りにも脂肪がつきやすくなります。その結果、寝ている間に空気の通り道が狭くなり、いびきや無呼吸につながることがあります。
あごが小さい・のどが狭い体型
睡眠時無呼吸症候群は、太っている方だけの病気ではありません。あごが小さい方、下あごがやや後ろにある方、もともとのどの空間が狭い方では、体重が標準でもいびきや無呼吸が起こることがあります。
飲酒や疲労、睡眠薬の影響
アルコールは、のどの筋肉をゆるめるため、いびきが強くなることがあります。また、強い疲労や一部の睡眠薬が影響する場合もあります。特に「お酒を飲んだ日は、いびきがひどい」と言われる方は注意が必要です。
睡眠時無呼吸症候群の受診目安
次のような症状がある方は、一度医療機関で相談することをおすすめします。
家族から呼吸が止まると言われた
睡眠中の無呼吸は、自分では気づきにくい症状です。ご家族やパートナーから「寝ているときに息が止まっている」「苦しそうに呼吸している」と言われた場合は、検査を検討する目安になります。
日中の眠気が生活に影響している
仕事中に集中できない、会議中に眠ってしまう、運転中に眠気を感じるなど、日中の眠気が生活に影響している場合は注意が必要です。睡眠不足だけでなく、睡眠の質が低下している可能性があります。
朝起きても疲れが取れない
十分に寝たはずなのに、朝から体が重い、頭がすっきりしない、起床時に頭痛がある場合も、睡眠時無呼吸症候群でみられることがあります。
高血圧や糖尿病、心臓の病気がある
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病、心臓や血管の病気と関係することがあります。すでに生活習慣病を指摘されている方で、いびきや眠気がある場合は、あわせて確認しておくと安心です。
鹿児島市のここまち内科で行う睡眠時無呼吸症候群の検査
ここまち内科では、睡眠時無呼吸症候群が疑われる方に対して、検査を行っています。
簡易検査では、睡眠中の呼吸の状態や血液中の酸素の変化を確認します。普段の生活に近い環境で検査できるため、忙しい方でも受けやすい検査です。結果によって、より詳しい検査や治療方針を検討します。
「いびきだけで受診してよいのかな」と迷われる方もいらっしゃいますが、睡眠中のことはご自身で判断しにくいものです。気になる症状があれば、早めに相談していただくことが大切です。
睡眠時無呼吸症候群の治療|CPAP療法について
睡眠時無呼吸症候群の治療では、検査結果や症状の程度を確認したうえで、必要に応じてCPAP療法を検討します。
CPAP療法とは、睡眠中に鼻に専用のマスクを装着し、空気を送り込むことで、のどの空気の通り道を保つ治療です。眠っている間に気道がふさがりにくくなるため、無呼吸や低呼吸を減らすことが期待できます。
CPAP療法というと、「大がかりな治療なのでは」「毎日続けられるか不安」と感じる方もいらっしゃいます。しかし、実際にはご自宅で行う治療であり、機器の使い方や装着方法についても説明を受けながら始めることができます。
治療が合うと、日中の眠気、朝のだるさ、集中力の低下などが改善する可能性があります。また、睡眠時無呼吸症候群は高血圧や心臓・血管への負担とも関係するため、症状だけでなく全身の健康を考えるうえでも、状態を確認しておくことが大切です。
ただし、CPAP療法が必要かどうかは、症状だけでは判断できません。まずは検査で睡眠中の呼吸の状態を確認し、その結果をもとに治療の必要性を一緒に考えていきます。
まとめ|いびき・日中の眠気は早めにご相談ください
いびきや日中の眠気は、よくある症状だからこそ見過ごされがちです。しかし、睡眠時無呼吸症候群が背景にある場合、眠りの質だけでなく、血圧や心臓・血管への負担に関係することがあります。
特に、次のような方は受診の目安です。
・大きないびきを指摘された
・寝ている間に呼吸が止まると言われた
・日中の眠気が強い
・朝起きても疲れが取れない
・高血圧、糖尿病、心臓病を指摘されている
鹿児島市でいびきや日中の眠気が気になる方は、ここまち内科へお気軽にご相談ください。睡眠の状態を確認し、必要な検査や治療について、わかりやすくご説明します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
「これくらいで相談してよいのかな」と思う段階でも構いません。皆さまが安心して毎日を過ごせるよう、ここまち内科がサポートいたします。