肺炎球菌ワクチンはどれ?65歳の定期接種と20価・21価の違い|鹿児島市の内科・循環器内科・糖尿病内科|ここまち内科

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肺炎球菌ワクチンはどれ?65歳の定期接種と20価・21価の違い

肺炎球菌ワクチンはどれ?65歳の定期接種と20価・21価の違い|鹿児島市の内科・循環器内科・糖尿病内科|ここまち内科

2026年9月06日

肺炎球菌ワクチンはどれ?65歳の定期接種と20価・21価の違い

「肺炎球菌ワクチンを受けた方がいいと聞いたけれど、種類がいくつもあってよく分からない」

「20価、21価と書いてあるけれど、何が違うの?」

そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

肺炎球菌は、肺炎などの原因となる細菌のひとつです。年齢を重ねるにつれて肺炎が重症化しやすくなることもあり、特に65歳前後は、肺炎球菌ワクチンについて一度考えてみたい時期です。

また、2026年4月からは、65歳の定期接種に使われる肺炎球菌ワクチンが変更されました。

今回は、「65歳ではどのワクチンを受けるの?」「20価と21価はどう違うの?」という疑問について、できるだけ分かりやすくご紹介します。

65歳の肺炎球菌ワクチンは2026年から「20価」に

これまで高齢者の定期接種には、23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP®)が使われていました。

2026年4月からは、20価肺炎球菌結合型ワクチン(プレベナー20®)に変更されています。接種回数は1回です。

定期接種の主な対象となるのは、次の方です。

・接種する時点で65歳の方
・60~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器の機能などに一定の障害がある方

鹿児島市では、対象となる方は公費助成を利用して接種できます。

以前行われていた「70歳、75歳、80歳……」を対象とする経過措置は終了しています。

そのため、65歳を迎えたタイミングで、ご自身が定期接種の対象になっているか一度確認してみるのがおすすめです。

肺炎球菌ワクチンの「20価」「21価」とは?

「20価」「21価」という数字は、ワクチンが対応している肺炎球菌のタイプの数を表しています。

肺炎球菌にはたくさんの種類があり、1つのワクチンですべての肺炎球菌を予防できるわけではありません。

そのため、どのタイプの肺炎球菌をカバーしているかによって、ワクチンにもいくつか種類があります。

20価「プレベナー20®」とは?

プレベナー20®は、20種類の肺炎球菌に対応するワクチンです。

2026年4月から、65歳の定期接種として使用されています。

そのため、65歳で定期接種の対象となり、これまで肺炎球菌ワクチンを受けたことがない方では、まずプレベナー20®による定期接種を検討することになります。

21価「キャップバックス®」とは?

キャップバックス®は、21種類の肺炎球菌に対応する新しいワクチンです。

成人で肺炎球菌感染症の原因となりやすいタイプを幅広くカバーするようにつくられていることが特徴です。

「20価より21価の方が、数字が1つ多いから良いのでは?」と思われるかもしれません。

ただし、20価と21価では、単純に1種類だけ増えているわけではなく、含まれている肺炎球菌のタイプそのものに違いがあります。

また、現在、65歳の定期接種として使用されるのは20価のプレベナー20®で、21価のキャップバックス®は任意接種となります。

20価と21価、どちらを受ければいい?

ここが一番気になるところかもしれません。

肺炎球菌ワクチンは、「数字が大きい方を選べばよい」というわけではありません。

年齢やこれまでの接種歴、持病の有無、定期接種の対象になっているかなどによって、選択肢が変わります。

たとえば、

・65歳で、これまで肺炎球菌ワクチンを受けていない
→ 定期接種の20価(プレベナー20®)を検討

・65歳を過ぎていて未接種
→ 20価・21価などの任意接種を相談

・過去にニューモバックスNP®などを接種している
→ 接種した種類や時期を確認して検討

・糖尿病や心臓・肺・腎臓などの持病がある
→ 年齢や接種歴も含めて医師と相談

といった考え方になります。

「昔、肺炎球菌ワクチンを受けた気がするけれど、何を打ったか分からない」

という方も珍しくありません。

過去の接種記録や予防接種手帳などが残っていれば、受診時にお持ちいただくと確認しやすくなります。

記録が見つからない場合も、分かる範囲で一緒に整理していくことができますので、ご相談ください。

以前に肺炎球菌ワクチンを受けた方もご相談ください

以前にニューモバックスNP®などの肺炎球菌ワクチンを接種している方でも、年齢や接種からの期間によっては、20価や21価のワクチンを検討できる場合があります。

ただし、「接種できるかどうか」と「定期接種として公費助成を受けられるかどうか」は別になります。

以前受けたワクチンの種類や接種時期によって考え方が変わるため、

「以前接種したけれど、次はどうしたらいい?」

「もう一度受けた方がいい?」

と気になる方は、受診の際にお気軽にお尋ねください。

肺炎球菌ワクチンの副反応について

肺炎球菌ワクチンを受けたあとには、

・注射した部分の痛みや腫れ
・だるさ
・筋肉痛
・頭痛

などがみられることがあります。

多くは一時的なものですが、強い症状が続く場合には、接種した医療機関へご相談ください。

また、発熱している場合や体調がすぐれない場合には、接種を延期した方がよいこともあります。

持病がある方や、血液をサラサラにする薬を飲んでいる方、これまでワクチンでアレルギー症状が出たことがある方などは、接種前にお知らせください。

まとめ|65歳を迎えたら肺炎球菌ワクチンを確認してみませんか?

2026年4月から、65歳の肺炎球菌ワクチンの定期接種は20価のプレベナー20®に変更されています。

一方で、21価のキャップバックス®という新しい選択肢もあります。

大切なのは、単純に「20価と21価のどちらが上か」を比べることではなく、ご自身の年齢や持病、これまでの接種歴に合わせてワクチンを考えることです。

「65歳になったけれど、何を受ければいい?」

「以前ワクチンを受けたけれど、種類を覚えていない」

「20価と21価、自分にはどちらが合っている?」

このような疑問がありましたら、お気軽にご相談ください。

ここまち内科では、これまでの接種歴や持病などを確認しながら、肺炎球菌ワクチンについて一緒に考えていきます。

肺炎球菌ワクチンが気になっていた方は、65歳をひとつのきっかけに、ご自身の接種歴を確認してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

肺炎球菌ワクチンについて気になることがありましたら、ここまち内科までお気軽にご相談ください。

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