夏に血圧が下がる・ふらつく原因|降圧薬の注意点|鹿児島市の内科・循環器内科・糖尿病内科|ここまち内科

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夏に血圧が下がる・ふらつく原因|降圧薬の注意点

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2026年7月14日

夏に血圧が下がる・ふらつく原因|降圧薬の注意点

夏になってから血圧が低い、ふらつくことはありませんか?

「暑くなってから血圧がいつもより低い」
「立ち上がるとふらっとする」
「朝、体に力が入りにくい」

このような変化は、夏によくみられることがあります。特に、血圧を下げる薬を飲んでいる方や70代以降の方では、暑さや汗による水分不足が重なることで、血圧が下がりすぎたり、立ちくらみが起こったりすることがあります。

ただし、自己判断で薬を減らしたり、中止したりするのはおすすめできません。夏の血圧は、体調や水分量、薬の種類によって変わるため、家庭での血圧を確認しながら主治医に相談することが大切です。

夏に血圧が下がるのはなぜ?

暑さで血管が広がるため

暑いとき、体は熱を外へ逃がすために、皮膚の血管を広げます。血管が広がると、同じ量の血液が流れていても血圧は下がりやすくなります。

一般に血圧は冬に高く、夏に低くなる傾向があります。冬と同じ内容の降圧薬を続けていると、夏には薬の効き方が強く感じられる方もいます。

汗をかいて水分が不足するため

汗を多くかくと、体内の水分が減り、血液の量も少なくなります。その結果、血圧が下がり、だるさ、立ちくらみ、ふらつきなどが起こりやすくなります。

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなるため、「あまり汗をかいていない」「のどが渇いていない」と思っていても、水分不足になっていることがあります。

立ち上がったときに血圧を保ちにくくなるため

椅子や布団から急に立ち上がると、血液が一時的に足の方へ移動します。通常は、体が血圧を保つように調整しますが、加齢、水分不足、降圧薬などの影響が重なると、調整が追いつかないことがあります。

この状態では、立ち上がった直後に目の前が暗くなる、足元がふらつく、転びそうになるといった症状がみられます。

降圧薬を飲んでいる方が夏に注意したいこと

降圧薬にはさまざまな種類があります。中でも、尿を増やして血圧を下げる薬を使用している方は、汗を多くかいた日、食事や水分が取れない日、発熱・下痢・嘔吐があるときに、水分不足が進みやすくなります。

また、複数の降圧薬を飲んでいる方、最近薬が増えた方、心臓や腎臓の病気がある方は、夏の体調変化に注意が必要です。

大切なのは、「夏だから薬を休む」のではなく、血圧と症状を記録して医師に相談することです。薬の量や種類を調整した方がよい場合もありますが、血圧の変化だけでなく、心臓や腎臓の状態、ほかに飲んでいる薬も含めて判断します。

夏のふらつきを防ぐためにできること

家庭血圧を朝と夜に測る

家庭血圧は、朝は起床後1時間以内、トイレを済ませたあと、朝食・服薬前に測り、夜は就寝前に測ります。

測定前に1~2分座って休み、できれば1回につき2回測って記録しましょう。

普段より明らかに低い血圧が数日続く場合や、血圧が低いときにふらつきがある場合は、記録を持って受診すると、薬の調整や原因の確認に役立ちます。

のどが渇く前に水分をとる

一度に大量に飲むのではなく、起床時、食事のとき、入浴の前後、外出の前後などに、こまめに水分をとりましょう。

ただし、心不全や腎臓病などで水分量を指示されている方は、自己判断で増やさず、主治医の指示を優先してください。

また、高血圧の方が熱中症予防のために、日常的に塩分を増やす必要はありません。大量に汗をかいた場合の水分・塩分補給については、持病に応じて医師へ相談しましょう。

急に立ち上がらない

起床時や入浴後は、特にふらつきやすい時間です。

まず座ってからゆっくり立つ、手すりや家具につかまるなど、転倒を防ぐ工夫をしましょう。室温を適切に保ち、暑い時間帯の長時間の外出や作業を避けることも大切です。

夏の血圧低下やふらつきで受診した方がよい目安

次のような場合は、早めに医療機関へご相談ください。

・ふらつきや立ちくらみを繰り返す
・普段より低い血圧が数日続く
・転びそうになる、実際に転倒した
・食欲低下、発熱、下痢、嘔吐などがある
・動悸、息切れ、強いだるさを伴う
・最近、降圧薬が追加・増量された
・水分をとっても症状が改善しない

受診時には、血圧や内服薬の確認に加えて、必要に応じて血液検査で腎臓の働きや体内の水分・塩分のバランスを調べたり、心電図で脈の乱れがないか確認したりします。

意識がもうろうとする、自力で水分を飲めない、失神した、胸の痛みや強い息苦しさがある、手足の動かしにくさや言葉の出にくさがある場合は、早急な対応が必要です。救急受診を検討してください。

まとめ|夏の血圧は薬を自己調整せず相談を

夏は、暑さで血管が広がることや、汗による水分不足によって、血圧が下がりやすくなります。

特に60代以降で降圧薬を服用している方は、ふらつきや立ちくらみが転倒につながることもあるため、注意が必要です。

家庭血圧を朝と夜に測り、症状が出た時間や食事・水分の状況も一緒に記録しておくと、適切な治療につながります。薬は自己判断で中止せず、血圧が低い状態やふらつきが続く場合は、早めにご相談ください。

鹿児島市で、夏の血圧低下、立ちくらみ、ふらつき、降圧薬の調整についてお困りの方は、ここまち内科へお気軽にご相談ください。体調や家庭血圧を確認しながら、無理のない血圧管理を一緒に考えていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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